メルカリで中古スマホを仕入れて販売する方法と利益の目安を解説

メルカリや卸業者など中古スマホの仕入れルートの特徴・利益目安・リスク回避・検品ポイントを実務的に解説。古物商許可の取得方法も正確に案内します。
この記事の結論

中古スマホを仕入れて販売するには古物商許可の取得が必須で、仕入れルートはメルカリ・オークション・卸業者の3系統が主流。卸業者の直販ルートは業者価格で安定調達できる点が最大の強みです。

「メルカリで中古スマホを仕入れて販売したい」「利益はどれくらい出るの?」――そう考えている方は多いと思います。しかし中古スマホの転売・販売は、仕入れルート選びを誤るだけでなく、法律面の知識不足でトラブルに巻き込まれるリスクも伴います。本記事では、リサイクルショップのバイヤーや開業準備中の個人事業主、副業での販売を検討する方を対象に、仕入れルートの種類と特徴、利益の目安、赤ロム・MDM・アクティベーションロックといったリスクの回避策、そして検品の実務ポイントまでを体系的に解説します。

なお、中古スマホを反復継続的に売買するには古物商許可が必要です。無許可のまま営業を続けると古物営業法違反となり、3年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される可能性があります。事業として取り組む前に必ず許可取得の手続きを行ってください。

目次

中古スマホを販売するには古物商許可が必要?法律の基本を確認しよう

中古スマホを反復継続して販売する場合、古物営業法に基づく古物商許可が必要であり、無許可での営業は3年以下の懲役または100万円以下の罰金の対象となる。副業でスマホ転売を始める前に、まず許可取得の要否を正確に把握しておくことが欠かせない。

古物営業法とは?中古スマホ販売との関係

古物営業法とは、盗品の流通防止と取引の適正化を目的として、中古品(古物)の売買・交換・レンタルを業として行う者に対して許可や義務を課す法律である。スマートフォンは「電気通信機械器具類」として古物に該当するため、仕入れて転売する行為は古物営業に当たる。

許可が必要になる条件「反復継続性」とは?

1回だけ不用品を売るケースは許可不要だが、利益を得る目的で繰り返し中古スマホを仕入れて販売する行為は「反復継続」とみなされ、古物商許可が必要になる。メルカリで月に数台のペースで転売している場合でも、継続的な営利目的があれば許可が求められる。「副業だから大丈夫」という解釈は通用しないため注意が必要だ。

無許可営業のリスク・罰則

  • 古物営業法第31条により、3年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される
  • メルカリなどプラットフォーム側がアカウント停止・強制退会の措置を取るケースがある
  • 警察による立入調査・書類送検のリスクがある
  • 前科が付くと将来的に許可申請が通りにくくなる

古物商許可の申請先と申請の流れ

許可申請の窓口は営業所(主たる活動拠点)を管轄する警察署の生活安全課で、最終的な許可権者は都道府県公安委員会となる。手続きの大まかな流れは以下のとおりだ。

  1. 管轄警察署の生活安全課に事前相談・書類確認を行う
  2. 必要書類を揃える(住民票、身分証明書、誓約書、略歴書、営業所の図面など)
  3. 警察署窓口へ申請書類一式を提出する
  4. 審査期間(標準処理期間は40日程度)を待つ
  5. 許可証が交付されたら営業開始が可能になる

申請費用の目安と法人・個人の違い

申請手数料は全国一律19,000円(収入証紙での納付)で、個人・法人ともに金額は同じだ。ただし、法人として申請する場合は個人の書類に加えて、登記事項証明書や定款の写し、役員全員分の誓約書・住民票・身分証明書が追加で必要になる。副業として個人で始める場合は個人申請で問題ないが、将来的に法人化を検討しているなら最初から法人名義で取得しておくと名義変更の手間が省ける。

許可取得後に義務となる実務ルール

許可を取得したら終わりではなく、以下の義務が継続的に発生する。

  • 標識の掲示:営業所および古物を取り扱うウェブサイトに、氏名・許可番号などを記載した標識(プレートまたはウェブ上の表示)を掲示しなければならない
  • 取引相手の本人確認:1点あたりの買取価格が1万円以上の場合、売り手の身分証確認と記録が義務付けられる
  • 古物台帳(帳簿)の記載:仕入れ・売却の際に品名・数量・取引相手情報を帳簿または電磁的記録に残し、3年間保存する義務がある
  • 都道府県をまたいで営業拠点を増やす場合:主たる営業所の所在都道府県の公安委員会に届け出が必要

なお、スマホせどりにおける古物商許可の必要性については、仕入れ方法や販売頻度によって判断が異なる場合もあるため、疑問点は事前に管轄警察署へ相談するのが確実だ。

メルカリ・オークション・卸業者…仕入れルートの種類と特徴を比較

中古スマホの仕入れルートは大きく4種類あり、スケール・品質安定性・リスクの低さを総合すると、卸業者からの仕入れが副業初心者に最も適している。一方、メルカリなどフリマアプリは掘り出し物を狙える反面、品質リスクと作業工数が高く、販売数を増やすほど限界が出やすい。

①フリマアプリ(メルカリ・ラクマ)

メルカリやラクマは個人出品が中心のため、相場より安い端末が見つかることがある。ただし出品者の検品精度にばらつきがあり、届いた端末が説明と異なるケースも珍しくない。

  • メリット:スタートコスト不要・1台から仕入れ可能・掘り出し物を安値で取得できる場合がある
  • デメリット:品質・動作確認が出品者任せ・ロム状態(赤ロムリスク)の確認が難しい・大量仕入れに不向き・取引ごとに交渉・検品コストがかかる
  • 向いている人:副業初期で少量から試したい・特定機種に詳しく目利きができる

②ネットオークション(ヤフオク・JRO等)

ヤフオクなどのオークションサイトは業者出品も多く、まとめて数台〜数十台単位で落札できるジャンクロットや複数台セットが存在する。業者アカウントを見極めることで一定の品質が期待できる。

  • メリット:業者出品ならある程度の品質・ランク記載あり・複数台まとめ仕入れで単価を下げやすい
  • デメリット:競争が激しく相場が高騰しやすい・落札後の返品交渉が難しい・個人出品と業者出品が混在しており見極めが必要
  • 向いている人:特定機種を複数台まとめたい・オークション相場の読みに慣れてきた段階

③卸業者・リサイクル業者直販

中古スマホのランクやグレードはどう見ればいい?基準と確認ポイント

中古スマホのランクはS/A/B/Cの4段階が業界の一般的な目安だが、業者ごとに定義が異なるため、必ず各販売者の評価基準を個別に確認することが不可欠だ。外装・バッテリー・付属品・SIMフリー状態の4点を軸に、写真だけでなく実機レベルの情報を取得してから仕入れを判断することが利益を守る基本となる。

業界標準のランク定義と「業者差」への注意

中古スマホの流通現場では、主に以下のようなランク区分が使われている。ただしこれはあくまで一般的な目安であり、同じ「Bランク」でも販売者によって許容される傷の大きさや数が異なる点に注意が必要だ。

  • Sランク(未使用・新品同様):外装に傷・汚れがなく、バッテリー劣化もほぼない。未開封品や展示品が該当することが多い。
  • Aランク(良品):使用感が極めて少なく、細かいスレがある程度。日常使用に支障なし。
  • Bランク(並品):目立つ傷や細かいキズが複数あるが、動作・機能に問題なし。
  • Cランク(難あり・ジャンク寄り):画面割れ・大きな凹み・バッテリー大幅劣化など、外装または機能に明らかな問題がある。

メルカリなどの個人間フリマでは、出品者がこの基準を知らずに「美品」「多少使用感あり」などの主観的な表現を使っているケースも多い。ランク表記があっても、その定義が業界基準と一致しているとは限らないため、出品者への質問や写真の追加要求を積極的に行うことが重要だ。

外装・バッテリー・付属品・SIMフリーの4点確認

中古iPhone仕入れ相場・ランク・グレードの見方でも詳しく解説しているが、仕入れ判断では以下の4項目を必ずチェックする習慣をつけておきたい。

  1. 外装の状態(液晶・背面・フレーム):液晶パネルの割れ・輝点・焼き付き、背面ガラスのヒビ、フレームの凹み・深い傷。これらはリセール価格に直結するため、複数角度からの写真を必ず要求する。
  2. バッテリー状態(残容量と劣化度):iPhoneであれば「設定>バッテリー>バッテリーの状態」から最大容量の割合を確認できる。80%未満は交換推奨ラインとされており、仕入れ価格の調整または交換コスト(数千円)の織り込みが必要だ。Androidは機種ごとに確認方法が異なるため、出品者にスクリーンショットを求めるのが確実。
  3. 付属品の有無:純正充電器・ケーブル・イヤホン・元箱の有無でリセール価格は数百〜数千円変わる。付属品なしの場合、買取価格も低くなる傾向があるため、仕入れコストとの兼ね合いで判断する。
  4. SIMフリー化の有無:SIMロックがかかったままの端末は販売先が限定される。キャリアロック端末かSIMフリー端末かを出品ページや出品者への質問で明確にしておく。2021年10月以降に販売された端末はSIMフリー義務化されているが、それ以前の端末は要確認。

写真だけでは不十分——IMEI確認と実機チェックの重要性

フリマ仕入れで見落としやすいのが、写真映えする端末でも実際の状態が異なるケースだ。特に以下の点は写真確認だけでは判断できない。

  • IMEI番号の確認:端末のIMEIは「設定>一般>情報」またはダイヤル「*#06#」で確認できる。出品者にIMEIの提示を求め、キャリアの「SIMロック確認ページ」や赤ロム確認ツールで状態をチェックする。
  • 動作確認の詳細:カメラ・マイク・スピーカー・Wi-Fi・Bluetooth・顔認証/指紋認証など、各機能が正常に動作しているか出品者に動画での確認を依頼するのが理想的。
  • 外装の実寸・触感:写真では分からない「手触りのざらつき」「光の当たり方による傷の見え方」は実機で初めて分かる。可能であれば対面取引・手渡しを選択することで検品精度が大幅に上がる。

卸業者のランク明記品との違い

メルカリなどの個人間取引と異なり、専門の中古スマホ卸業者は独自の検品フローを経た上でランクを明記して販売しているケースが多い。業者が独自基準で検品済みであることが明示されている場合、出品者の主観による評価ブレが発生しにくく、仕入れの品質が安定しやすいという実務上のメリットがある。ただし、業者の検品基準も一律ではないため、初めて利用する業者からの仕入れ時は少量でテスト購入を行い、自分の目で品質水準を確かめてから取引量を拡大する進め方が堅実だ。

赤ロム・MDM・アクティベーションロック…仕入れ前に確認すべきリスクと回避法

中古スマホ仕入れで最も損失が大きいリスクは、赤ロム・MDM残り・アクティベーションロックの3つであり、いずれも仕入れ前にIMEIや端末設定を確認することで回避できる。これらを見落として購入してしまうと、販売はおろか自分で使うことすら困難になるため、検品より前の「入札・購入判断の段階」で必ずチェックする習慣をつけることが不可欠だ。

赤ロムとは何か?確認方法を具体的に解説

赤ロムとは、キャリア(携帯電話会社)によってネットワーク利用制限がかけられた端末のことであり、SIMを挿しても通話・通信ができない状態を指す。端末本体に問題があるのではなく、IMEI(端末識別番号)に対してキャリア側がブロックをかけているため、初期化や修理では解除できない。未払い料金や分割払いの残債がある端末に設定されることが多く、出品者が意図せず出品しているケースもある。

メルカリで仕入れる前に、以下の手順でIMEIを確認する。

  1. 出品ページの写真や説明文からIMEIを確認する(「設定→一般→情報」に表示、または「*#06#」ダイヤルで表示可能)。不明な場合は購入前にコメントで質問する。
  2. 各キャリアの公式「利用制限確認ページ」でIMEIを入力してチェックする。
    • docomo:「ネットワーク利用制限携帯電話機確認サービス」(d公式サイト)
    • au:「利用制限確認」(au公式サポートページ)
    • SoftBank:「利用制限確認」(SoftBank公式サポートページ)
    • 楽天モバイル:「ネットワーク利用制限確認」(楽天モバイル公式)
  3. 結果が「○(利用制限なし)」であることを確認してから購入する。「△」や「×」が表示された端末は絶対に仕入れない。

赤ロムの端末を買ってしまった場合、出品者に返金交渉することは可能だが、メルカリの取引完了後では難しくなる。返品・返金が認められないケースも多く、損失をそのまま被るリスクが高い。赤ロムリスク回避の具体的な対策については、仕入れ業者の選び方と合わせて事前に理解しておくことを強く推奨する。

MDM残りとは何か?iPhoneとAndroidの確認方法

MDM(Mobile Device Management)とは、企業や学校が端末を一括管理するために導入するソフトウェアの仕組みであり、元の管理者が解除しないままリセットした端末には「MDMプロファイル」が残存する。MDM残りの端末は初期設定の途中で管理者への登録を求められ、管理者の承認なしには使用できない状態になる。

購入前の確認は出品者への質問に頼るしかないが、手元に届いた場合は以下の手順で確認できる。

  • iPhone(iOS)の場合:「設定」→「一般」→「VPNとデバイス管理」を開き、プロファイルが残っていないかを確認する。プロファイルが表示されている場合はMDM管理下にある。
  • Android(Samsung等)の場合:「設定」→「一般管理」または「生体認証とセキュリティ」→「デバイス管理アプリ」で確認する。Knox Guard等のロックが残っているケースも多い。

MDM残りの解除は、元の管理者(企業・学校)に依頼するしかなく、見知らぬ出品者が管理者に問い合わせるのは現実的に不可能なことが多い。専門業者でも解除できないケースが大半であり、仕入れた端末が実質的にジャンク品と化すリスクを理解しておく必要がある。

アクティベーションロック(iCloud Lock)とは何か?事前確認の方法

アクティベーションロックとは、Apple IDに紐づいたiPhoneやiPadが「iPhoneを探す」機能によって保護されている状態であり、元のApple IDとパスワードなしには端末を使用できない。初期化しても解除されないため、購入後に気づいた場合の被害は特に大きい。

メルカリで仕入れる前に、以下の方法で確認する。

  • IMEI.info(外部サービス):IMEIを入力するとアクティベーションロックの有無を確認できる(無料・有料プランあり)。
  • Apple公式の「アクティベーションロック状態の確認」ページ:シリアル番号を入力することでロック状態を確認可能。
  • 出品ページに「初期化済み」「iCloud解除済み」の記載があっても、必ず自分でIMEI・シリアル番号を教えてもらい確認する。

アクティベーションロックがかかった端末を購入してしまった場合、Appleへの問い合わせでは解除されないことが原則であり、正規の解除方法は「元のApple IDの所有者が解除する」こと以外に存在しない。悪意ある出品者による意図的な詐欺も報告されており、入手先の信頼性が低いほどリスクは上がる。

3つのリスクを仕入れ前にまとめてチェックするフロー

  1. 出品者にIMEIとシリアル番号を確認・提供を依頼する
  2. 各キャリア公式ページで赤ロム(利用制限)をチェック
  3. IMEI.infoまたはApple公式でアクティベーションロック状態を確認
  4. 法人払い下げ品・学校用途の端末はMDM残りを疑い、出品者に「管理プロファイルは削除済みか」を必ず確認する
  5. 上記いずれか1つでも確認が取れない場合は、仕入れを見送る判断が利益を守る

検品の実務ポイント——仕入れた端末を受け取ったらまず何を確認する?

仕入れた中古スマホを受け取ったら、外装・液晶・動作・バッテリー・データ消去の5項目を順番にチェックすることが販売トラブルを防ぐ最短ルートである。検品を省いたまま出品すると、後から「画面に傷がある」「充電できない」などのクレームが発生し、返品・返金対応で利益が吹き飛ぶリスクがある。

①外装・液晶の目視チェック

端末を袋や箱から取り出したら、まず電源を入れる前に外装全体を確認する。光に当てながら斜めに傾けて観察すると、正面からでは見えにくい細かいスクラッチも発見しやすい。

  • 画面:ヒビ・割れ・液晶浮き・黄ばみ・ドット欠けがないか
  • 背面・フレーム:深いキズ・凹み・塗装はがれの有無
  • カメラレンズ:レンズ割れ・レンズ内の曇り・汚れ
  • ポート類:Lightning/USB-C/イヤホンジャックの変形・腐食
  • ボタン:音量・電源・マナーモードスイッチのガタつき

外装の状態は出品時のランク(S/A/B/Cなど)に直結するため、メルカリで仕入れた際の商品説明と実物が乖離していないかも必ず照合する。

②電源ON後の動作確認リスト

外装チェックが終わったら電源を入れ、以下の主要機能を順番に動作確認する。

  1. 起動:正常に起動するか、フリーズや再起動ループがないか
  2. タッチパネル:画面全体を指でなぞり、反応しない点(デッドスポット)がないか
  3. Wi-Fi:設定からWi-Fiに接続し、通信が安定するか
  4. Bluetooth:イヤホンなど別デバイスとペアリングして音声が出るか
  5. カメラ:インカメラ・アウトカメラ両方を起動し、映像がクリアか・AF(オートフォーカス)が動作するか
  6. スピーカー・マイク:音楽再生でスピーカー音を確認し、ボイスメモ等でマイク収音を確認
  7. 充電ポート:ケーブルを接続し充電マークが表示されるか・接触が安定しているか
  8. モバイルデータ通信:SIMを挿入できる場合はアンテナ表示を確認(SIMなしの場合は「SIMなし」と表示されれば正常)

③バッテリー残量・状態の確認方法

バッテリーの劣化度は販売価格に直接影響するため、正確に把握して商品説明に明記する。

  • iPhoneの場合:「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」から最大容量(%)を確認する。80%以上が目安で、それを下回る場合は価格に反映するか交換を検討する。
  • Androidの場合:機種によって異なるが、「設定」→「バッテリー」に状態が表示される機種が多い。表示がない場合は「AccuBattery」などの無料アプリを使うと充電サイクル数や推定劣化率を確認できる。

④データ消去・初期化の確認

受け取った端末に前オーナーのデータが残っている場合、そのまま出品するのは個人情報保護法上のリスクになる。必ず以下を確認し、問題があれば自分で初期化してから出品する。

  • iPhoneは「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」からアクティベーションロックが解除済みかを確認
  • iCloudサインインの有無を確認(サインインされたままの端末は販売不可)
  • Androidは「設定」→「一般管理」→「リセット」から工場出荷状態にリセットされているか確認
  • Googleアカウントの「デバイスを探す」(FRP)が残っていないかも確認必須

仮にデータが残っている端末を入手した場合は、自分で正規の手順で初期化を行い、社用スマホを売る前の初期化手順なども参考にしながら確実に個人情報を削除する。法人規模での取り扱いを将来的に考えているなら、データ消去証明書の発行体制を整えることが信頼性の向上につながる。データ消去証明書とは、端末のデータが復元不可能な形で削除されたことを第三者が証明する書類であり、買取・販売の信頼性を担保する重要な書類である。副業スタートの段階では個人的な出品が中心となるが、取引件数が増えてきたら消去ツールの導入や証明書の発行を検討する価値がある。

まとめ:中古スマホ販売を始めるなら仕入れルート選びと法律対応が最重要

中古スマホの販売を副業として始めるには、古物商許可の取得自分の規模・スキルに合った仕入れルートの選択が成功の土台になる。この2点を押さえたうえで、ランク確認・IMEIチェック・ロック確認を徹底すれば、リスクを最小化しながら安定した利益を出せる仕組みが整う。

①古物商許可:事業を始める前に必ず取得する

古物商許可とは、中古品を反復継続して売買・交換する事業者が都道府県公安委員会から取得する行政許可のことである。メルカリなどのフリマアプリでの転売であっても、利益目的で継続的に行う場合は許可が必要になる。

  • 申請先:営業所所在地を管轄する警察署(古物商係)
  • 必要書類:申請書・略歴書・誓約書・住民票・身分証明書など
  • 標準処理期間:申請から約40日前後(都道府県により異なる)
  • 手数料:19,000円(非課税)
  • 許可取得前の売買は古物営業法違反になるため、開業準備と並行して早期に申請することが鉄則

②仕入れルート:自分の規模・スキルに合ったものを選ぶ

仕入れルートは利益率・リスク・手間のバランスが異なるため、現時点の資金力と知識量で選ぶのが正解である。

  • メルカリ・ヤフオク等のCtoCプラットフォーム:相場より安く買えることもあるが、個体ごとに状態が異なり、赤ロム・MDMロックのリスクを自分で見極める必要がある。スキルが上がれば利ざやを取りやすい。
  • 専門の中古スマホ卸業者(直販):業者価格・ランク明記・検品済みで仕入れられるため、中古スマホ卸を1台から業販で仕入れる方法を活用すれば初心者でも安定仕入れが実現しやすい。小ロット対応の業者であれば在庫リスクも抑えられる。
  • リサイクルショップ・買取店:実物確認できるが仕入れ価格が高めで、利幅が出にくい場合がある。

③ランク・IMEI・ロック確認:仕入れ前と受取後の二重チェックを習慣化する

中古スマホ仕入れで損失が出る主な原因は、状態の誤認識とロック端末の見落としである。以下のチェックを必ず行う習慣をつけることが重要だ。

  • ランク確認:Sランク・Aランク・Bランク・Cランクなど業界基準でコンディションを把握し、販売価格と照らし合わせる
  • IMEI確認:「IMEI.info」や「かんたんスマホチェッカー」などで赤ロム(ネットワーク利用制限)の有無を調べる
  • MDMロック確認:法人払い下げ端末に多い。設定アプリやリモート管理プロファイルを確認する
  • アクティベーションロック確認:iPhoneはiCloud.comで前オーナーのApple IDが残っていないか確認する
  • 動作確認:カメラ・マイク・スピーカー・充電端子・指紋認証など主要機能を全数テストする

④卸業者直販が初心者に使いやすい理由

卸業者から直接仕入れる最大のメリットは、業者価格・検品済み・ランク明記という三拍子が揃っている点にある。フリマアプリで一点ずつ目利きするより時間効率が高く、万が一の際にも業者間の交渉が通じやすい。資金と経験が少ない開始初期ほど、卸業者の活用がリスクを下げる近道になる。

中古スマホ流通センターができること

中古スマホ流通センター(古物商許可:東京都公安委員会 第304422515281号)は、副業・小規模バイヤー向けに以下のサポートを提供している。

  • 1台からの注文に対応(まとめ買いだけでなく、単品仕入れのテスト購入も歓迎)
  • 全国発送対応(送料・エリアについては問い合わせ時に確認)
  • 仕入れ一覧に検品結果・ランクを明記して提供
  • 在庫・価格は市場動向によって変動するため、最新情報はLINEまたはお問い合わせフォームでリアルタイムに確認できる

中古スマホ販売で安定した収益を得るには、法律・仕入れルート・検品の3つをセットで整備することが最短ルートである。まずは1台からの仕入れで流れを体験し、実績を積みながらロット数を増やしていくのが現実的な進め方だ。在庫状況や業者価格はLINEまたはお問い合わせフォームからいつでも確認できるので、まずは気軽に問い合わせてほしい。

よくある質問(FAQ)

メルカリで中古スマホを仕入れて販売するのは違法ですか?

メルカリなどで中古スマホを仕入れて繰り返し販売する行為は「古物の売買」に該当し、古物商許可(営業所所在地の都道府県公安委員会が発行)が必要です。許可なく継続的に販売すると古物営業法違反となり、3年以下の懲役または100万円以下の罰金が科されるリスクがあります。まず許可取得を優先しましょう。

中古スマホの仕入れルートにはどんな種類がありますか?

主な仕入れルートは①メルカリ・ラクマなどフリマアプリ、②ヤフオク・ジャパンリユースオークションなどネットオークション、③卸業者・リサイクル業者からの直仕入れ、④リサイクルショップや買取店への直接交渉の4系統です。それぞれ仕入れ単価・ロット数・リスクが異なるため、自分のビジネス規模に合った選択が重要です。

中古スマホのランク・グレードの見方を教えてください

一般的にS(未使用同様)・A(目立つ傷なし)・B(軽微な傷あり)・C(傷・割れあり)の4段階が使われることが多いです。ただしランク基準は業者によって異なるため、写真や実機確認が重要です。卸業者や専門店では検品済み・ランク明記の状態で販売されることが多く、品質の予測がしやすいメリットがあります。

赤ロムと白ロムの違いは何ですか?リスクをどう避けますか?

白ロムはSIMが解除されており通常使用できる端末、赤ロムはキャリアのネットワーク利用制限(いわゆる「赤ロム」)がかかり通信不可になった端末です。仕入れ前にIMEI番号でキャリアの利用制限確認サービスを使って「○(制限なし)」を確認することがリスク回避の基本です。

1台から卸業者に注文できますか?

卸業者によっては最低ロットが10台・50台以上に設定されているケースが多いですが、中古スマホ流通センターでは1台・小ロットからの注文にも対応しています。在庫状況や価格は変動するため、まずはLINEまたはお問い合わせフォームでご確認ください。



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お見積り・ご相談は無料です。

お電話でも受付:080-1290-0901
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