法人スマホのコスト削減策として、Google Pixel中古の一括導入が情シス・調達担当者の間で注目されています。Pixelシリーズは純正Androidを採用しているためMDM(モバイルデバイス管理)との相性が良く、セキュリティアップデートも長期間提供される点が法人利用に適しています。新品端末と比べると1台あたりの調達コストを大幅に圧縮できる一方、世代・グレードごとに中古市場価格は大きく異なるため、正確な相場把握が重要です。
本記事では、Pixel 7・8世代別の中古価格目安を一覧で示したうえで、法人まとめ買いのメリット、MDM対応の確認ポイント、SIMフリー機の見分け方まで実務に即して解説します。中古スマホの法人調達を初めて検討する担当者から、すでに運用中でコスト見直しを図る方まで、意思決定に役立つ情報をまとめています。
Google Pixel中古を法人導入するとコストはどれくらい下がりますか?
Google Pixel中古を法人導入すると、新品定価と比較して1台あたり30〜50%程度のコスト削減が見込めるケースが多く、30台規模のまとめ買いでは総額100万円超の差が生じることもある。
法人のスマートフォン調達において、端末コストは毎年の予算を大きく左右する固定費だ。近年、純正Androidの使い勝手とセキュリティアップデートの安定性から、Google Pixelシリーズを採用する中小企業・スタートアップが増えている。しかし新品にこだわる必要はなく、中古市場を活用することで導入コストを大幅に圧縮できる。
新品定価と中古相場の差額イメージ
以下はGoogle Pixel主要モデルの新品定価(メーカー参考価格)と中古市場での流通相場を比較した目安だ。中古相場は状態・時期によって変動するため、あくまで参考値として確認してほしい。
- Pixel 7(128GB):新品定価 約82,500円 → 中古相場 約35,000〜45,000円(約40〜57%オフ)
- Pixel 7a(128GB):新品定価 約62,700円 → 中古相場 約28,000〜38,000円(約39〜55%オフ)
- Pixel 8(128GB):新品定価 約112,900円 → 中古相場 約55,000〜70,000円(約38〜51%オフ)
- Pixel 8a(128GB):新品定価 約81,900円 → 中古相場 約42,000〜55,000円(約33〜49%オフ)
これらの差額は、台数が増えれば増えるほど大きなインパクトになる。
1台・10台・30台規模での削減額イメージ
Pixel 8(128GB)を例に、新品定価と中古相場(中間値62,500円)の差額(約50,400円)をもとに試算すると次のとおりだ。
- 1台導入:約50,000円の削減。少人数の現場スタッフや試験導入に最適なスケール感。
- 10台導入:約500,000円の削減。1部門まるごとの入れ替えで、予算の半分以上が浮く計算になる。
- 30台導入:約1,500,000円の削減。全社規模の一括切り替えでは、削減額が100万円を大きく超える。
この削減分は、MDMツールのライセンス費用や法人SIMの初期コスト、導入工数などに充当することができ、IT投資全体の費用対効果を高める。社用スマホを中古で機種統一するメリットについても合わせて確認しておくと、調達計画の精度が上がる。
なぜGoogle Pixelは中古市場で安定供給されているのか?
Google Pixelシリーズが中古市場で安定した供給量を持つ理由は、主に次の3点にある。
- 純正Android採用による人気の高さ:PixelはGoogleが設計・販売する純正Androidデバイスであり、余計なプリインストールアプリがなくセキュリティパッチの提供も最速クラスのため、個人・法人を問わず根強い需要がある。需要があるということは、売却時に市場に出回りやすいことを意味する。
- モデルサイクルの規則性:Pixelシリーズは毎年秋に新モデルが発売される傾向があり、新機種発売のタイミングで旧機種の下取り・売却が集中する。これにより中古市場への供給が定期的かつ大量に行われる。
- キャリア・MVNOを問わず流通:Pixelは当初からSIMフリーモデルとして販売されるケースが多く、キャリア版も解除済みで流通する個体が多い。法人向けに複数キャリアのSIMを使い分ける場面でも対応しやすく、調達の選択肢が広い。
コスト比較で見落としがちな視点
中古端末の導入コストを試算する際、本体価格の差額だけでなく次のコスト要素も加味することが重要だ。
- バッテリー劣化リスク:中古端末はバッテリー容量が低下しているケースがある。法人利用では80%以上の残量を目安に選定すること。
- 保証・サポート体制:新品に付帯するメーカー保証は中古品には適用されない。信頼できる業者から保証付きで購入するか、補償内容を事前確認しておくことが不可欠だ。
- 初期設定・MDM登録の工数:台数が多いほど設定工数がかかるため、業者によるキッティングサービスの有無も比較ポイントになる。
これらを総合的に踏まえた上でコストを試算すると、Google Pixel中古の法人導入は多くの場面で新品購入より経済合理性が高いという結論に至る。
Pixel 7・8世代別の中古価格目安はいくら?(世代・グレード比較表)
Pixel 7・8世代の中古端末は、グレードや世代によって1台あたり約1万5,000円〜6万円台の幅があり、調達グレードと世代を正しく選ぶことで新品比50〜70%のコスト削減が現実的に見込める。以下の価格帯を調達予算のリファレンスとして活用してほしい。
中古グレードの定義を最初に確認する
中古端末の価格を正確に比較するには、グレード基準の統一が前提となる。法人向け中古端末のグレードA・B・Cの違いと選び方でも詳しく解説しているが、一般的な定義は次のとおりだ。
- Aグレード(美品):画面・筐体ともにキズや汚れがほぼなく、バッテリー残量80%以上が目安。法人での長期運用や役員・外勤スタッフへの配布に向く。
- Bグレード(良品):軽微なスレ傷あり。機能・通話品質は問題なく、一般業務用途では最もコストパフォーマンスが高い。
- Cグレード(並品):目立つキズや細かいヒビが見られるケースもあるが動作は正常。倉庫・現場・短期貸し出し用など外観を問わない用途に適する。
Pixel 7シリーズの中古価格目安(128GB/256GB)
- Pixel 7(128GB):Aグレード 約3万〜3万5,000円/Bグレード 約2万2,000〜2万8,000円/Cグレード 約1万5,000〜2万円
- Pixel 7(256GB):Aグレード 約3万5,000〜4万円/Bグレード 約2万8,000〜3万3,000円/Cグレード 約2万〜2万5,000円
- Pixel 7 Pro(128GB):Aグレード 約4万〜4万8,000円/Bグレード 約3万2,000〜3万8,000円/Cグレード 約2万5,000〜3万円
- Pixel 7 Pro(256GB):Aグレード 約4万5,000〜5万2,000円/Bグレード 約3万5,000〜4万2,000円/Cグレード 約2万8,000〜3万3,000円
- Pixel 7a(128GB):Aグレード 約2万8,000〜3万3,000円/Bグレード 約2万〜2万5,000円/Cグレード 約1万5,000〜1万9,000円
Pixel 8シリーズの中古価格目安(128GB/256GB)
- Pixel 8(128GB):Aグレード 約4万〜4万8,000円/Bグレード 約3万3,000〜3万9,000円/Cグレード 約2万5,000〜3万円
- Pixel 8(256GB):Aグレード 約4万5,000〜5万2,000円/Bグレード 約3万8,000〜4万4,000円/Cグレード 約2万8,000〜3万5,000円
- Pixel 8 Pro(128GB):Aグレード 約5万5,000〜6万3,000円/Bグレード 約4万5,000〜5万2,000円/Cグレード 約3万5,000〜4万2,000円
- Pixel 8 Pro(256GB):Aグレード 約6万〜6万8,000円/Bグレード 約5万〜5万8,000円/Cグレード 約3万8,000〜4万5,000円
- Pixel 8a(128GB):Aグレード 約3万5,000〜4万2,000円/Bグレード 約2万8,000〜3万4,000円/Cグレード 約2万2,000〜2万7,000円
法人調達でグレードを選ぶ際の判断ポイント
用途・配布先・運用期間の3軸でグレードを決めると過剰スペックや予算超過を防ぎやすい。
- 配布先の職種で決める:外出頻度が高い営業・フィールドワーカーにはBグレード以上が安心。デスクワーク兼用や緊急貸し出し用ならCグレードで十分なことが多い。
- 運用期間で決める:2〜3年の中期運用を想定するならバッテリー残量の担保があるAグレードが長期コストを抑えやすい。1年以内の短期や入れ替え前提ならCグレードでコストを最小化できる。
- ストレージはアプリ要件で選ぶ:業務アプリ・MDMエージェント・セキュリティソフトを合算して余裕を持たせるなら128GBが最低ライン。動画・大容量データを扱うなら256GBを推奨する。
- まとめ買い時は混在グレードを許容する:役職・職種によってAとBを使い分けることで、台数が増えるほどトータルコストを圧縮しやすくなる。
上記の価格帯はあくまで市場相場の目安であり、流通時期・台数・キャリアロックの有無によって変動する。正確な調達予算の設定には、複数台まとめての見積もり取得が実務上もっとも確実な手段だ。
法人まとめ買いのメリットと注意点を教えてください
Google Pixel中古を法人でまとめ買いすると、台数割引・一括納品・データ消去証明書の発行といった法人特有のメリットを受けられる一方、ロット在庫の確保リスクやグレードのばらつきへの事前確認が導入成功のカギになります。
法人まとめ買いの主なメリット
中古スマホを個人単位でバラバラに調達するのではなく、法人として一括購入することで得られるメリットは多岐にわたります。以下に代表的な利点を整理します。
- 台数割引による調達単価の圧縮:業者によって異なりますが、10台・30台・50台といった節目で単価が段階的に下がるケースが一般的です。同一モデルを大量にまとめることで、1台あたりの実質コストを個別購入より大幅に抑えられます。
- 納期の一括管理が可能:複数台を同日・同梱で受け取れるため、情シス担当者によるセットアップ作業をまとめて行えます。部署ごとに納品日がバラバラになる煩雑さを避けられるのは、実務上の大きなメリットです。
- 法人向け検品対応:信頼できる中古業者では、発送前に動作確認・外観検品を行い、結果をレポートとして提供します。ロット納品時のトラブルを未然に防ぐために、検品報告書の有無を事前に確認しましょう。
- データ消去証明書の発行:法人利用では情報漏洩リスクの管理が義務的な要件になります。中古スマホ流通センターでは、国際規格(NIST SP 800-88などに準拠した手法)に基づく法人スマホ回収・データ消去に対応し、証明書を発行します。社内のセキュリティポリシーや取引先への説明責任を果たすうえで不可欠な書類です。
- 会計・資産管理の簡便化:一括購入により、取得日・取得価額が統一されるため、固定資産台帳や減価償却の管理が容易になります。少額減価償却資産(30万円未満)の特例を活用しやすくなる点も法人ならではのメリットです。
法人まとめ買いで注意すべきポイント
メリットが多い一方で、ロット購入特有のリスクも存在します。事前に対策を講じることで、導入後のトラブルを最小化できます。
- ロット在庫の確保リスク:中古市場では同一モデル・同一グレードの在庫が一定数以上確保できないケースがあります。特に直近世代(Pixel 8シリーズなど)は流通量が限られるため、導入計画の確定前に在庫確保の見込みを業者に確認することが重要です。複数モデルを組み合わせる柔軟な調達計画も検討しましょう。
- グレードのばらつきへの対処:中古端末はグレード(A・B・Cなど)で外観・状態が分類されますが、同一グレード内でも個体差が生じることがあります。法人向け中古端末のグレードA・B・Cの違いと選び方を事前に理解し、グレード定義の詳細を業者に文書で確認してから発注することを推奨します。
- 納品後の不良対応ルールの確認:ロット納品後に不良品が混入した場合の交換・返品ポリシーを契約前に明確にしておきましょう。「何日以内に申告」「何台まで交換対応」といった条件を書面で取り交わしておくと安心です。
- 機種統一か混在かを先に決める:MDM(モバイルデバイス管理)運用を見越すなら、同一モデルで統一する方が設定・管理コストを抑えられます。異なる世代が混在するとOSアップデートのタイミングや設定プロファイルの互換性管理が複雑になる点に注意が必要です。
まとめ買い前に業者へ確認すべきチェックリスト
- 希望モデル・グレード・台数の在庫が確保できるか
- グレードの定義と検品基準が文書化されているか
- データ消去証明書を発行してもらえるか(消去方式の明記があるか)
- 納品時の検品報告書を受け取れるか
- 不良品発生時の交換・返品ポリシーが明確か
- 見積書・請求書の発行形式が自社の経理要件に合うか
以上のポイントを事前に押さえることで、Google Pixel中古の法人まとめ買いは、コスト削減と運用品質の両立を実現できる有効な調達手段になります。
PixelはMDM管理に対応していますか?導入前に確認すべきポイントは?
Google PixelはAndroid Enterpriseに完全対応しており、Microsoft IntunやVMware Workspace ONEなど主要MDMソリューションと組み合わせて法人管理が可能です。ただし中古端末を導入する場合は、OSバージョン・プロビジョニング方式・既存プロファイルの有無を事前に確認する必要があります。
Android Enterpriseとは何か?
Android Enterpriseとは、Googleが提供する法人向けデバイス管理フレームワークであり、MDM(モバイルデバイス管理)ツールを通じてアプリ配布・セキュリティポリシー適用・リモートワイプなどを一元管理できる仕組みです。iPhoneにおけるApple Business Managerに相当する位置づけと理解すると分かりやすいでしょう。PixelはGoogleの自社ブランド端末であるため、Android Enterpriseとの親和性が特に高く、セキュリティパッチの提供期間が長い(Pixel 8シリーズは最長7年)点も法人利用に適しています。
主要MDMとの互換性
中古Pixelを導入する際に利用頻度が高い主要MDMとAndroid Enterpriseの対応状況は以下のとおりです。
- Microsoft Intune:Android Enterprise完全対応。Microsoft 365環境と統合しやすく、中小〜中堅企業に最も普及しているMDM。Pixel 6以降のAndroid 12以上で安定動作。
- VMware Workspace ONE(旧AirWatch):Android Enterprise対応。大企業向けのゼロトラストセキュリティ管理に強み。
- SOTI MobiControl:Android Enterprise対応。製造業や流通業など特定業種向け機能が充実。
- Google Endpoint Management(旧G Suite MDM):Google WorkspaceユーザーはPixelと最も低コストで連携可能。基本的なポリシー管理であればライセンス追加不要。
OSバージョン要件の確認ポイント
中古Pixelを法人導入する前に、OSバージョンが各MDMの要件を満たしているかを必ず確認してください。具体的なチェックポイントは以下のとおりです。
- Android 10以上:Android Enterprise Work Profileモードが安定稼働する最低ライン。
- Android 12以上:IntuneのZero-touch enrollmentやQRコードプロビジョニングが最もスムーズに動作する。
- Android 13以上:Pixel 7世代以降。マネージドGoogleプレイの最新ポリシーが適用可能。
- Pixel 6・6a:Android 15までのアップデート保証あり(Google公式)。中古でも長期運用できる。
- Pixel 5以前:セキュリティアップデートが終了済み。法人導入は原則非推奨。
法人向け中古iPad世代別スペック比較2025でも解説しているとおり、法人端末選定ではOSサポート期限の確認が導入後のリスク管理において最重要事項のひとつです。
QRコードプロビジョニングの手順概要
中古Pixelを大量導入する際に実務担当者が活用しやすい初期セットアップ方式が、QRコードプロビジョニングです。これはMDMの管理コンソールで生成したQRコードを端末に読み込ませるだけで、自動的にMDM管理下に登録できる仕組みで、1台あたりの設定工数を大幅に削減できます。
- MDM管理コンソール(IntuneであればMicrosoft Intune管理センター)でエンロールメントプロファイルを作成し、QRコードを生成する。
- 中古Pixel端末の電源を入れ、初期セットアップ画面(「ようこそ」画面)でWi-Fiに接続する。
- 画面を6回タップするとQRコードリーダーが起動するので、手順1で生成したQRコードを読み込む。
- 端末がMDMサーバーと通信し、ポリシー・アプリ・アカウント設定が自動で適用される。
- 完了後、管理コンソールでデバイス登録が確認できたら配布可能な状態になる。
導入前の最終チェックリスト
中古Pixel端末をMDM管理下に置く前に、以下の項目を必ず確認してください。
- Googleアカウントのロック(FRP:Factory Reset Protection)が解除されているか
- 前オーナーのMDMプロファイルが残存していないか(設定>デバイス管理アプリで確認)
- OSが最新のセキュリティパッチ適用済みであるか
- SIMロックフリー状態であるか(法人SIMとの相性にも直結)
- バッテリー残量が80%以上あるか(劣化端末はプロビジョニング中に電源断のリスクあり)
中古スマホ流通センターでは、納品前に工場出荷状態へのリセットとFRP解除を実施しているため、MDM登録をスムーズに開始できます。まとめ買いの際はプロビジョニング対応の可否も含めてご相談ください。
中古PixelのSIMフリー確認方法と法人SIMとの相性チェック手順
中古Pixelを法人導入する前に必ず確認すべきなのはSIMロック解除済みかどうかであり、確認方法は「端末の設定画面」「IMEI番号による公式チェック」「販売店への事前確認」の3ステップで完結する。SIMロックが残ったまま法人SIMを挿入しても通信できないケースがあるため、購入前の確認を導入プロセスに組み込むことが不可欠だ。
SIMロック解除済みかどうかを確認する3つの方法
中古端末はキャリアから購入された後に流通しているため、SIMロック解除が完了しているかどうかが販売業者ごとにバラつく場合がある。以下の手順で必ず確認しよう。
- 端末の設定画面で確認する:Androidの「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」の順に進み、「SIMロック状態」や「SIMロック解除済み」の表示があれば解除完了を意味する。表示内容はAndroidのバージョンやメーカーカスタマイズによって多少異なる場合がある。
- IMEI番号を使ってキャリアの公式サービスで確認する:「設定」→「端末情報」→「IMEI情報」からIMEI番号を確認し、各キャリア(ドコモ・ソフトバンク・au)が提供するSIMロック解除確認ページに入力する。ドコモであれば「ドコモ SIMロック解除の手続き」ページ、ソフトバンクは「My SoftBank」上で確認が可能だ。
- 販売店に書面で確認を求める:中古スマホ専門の販売業者であれば、SIMロック解除済みであることを明記した販売証明書や検品レポートを発行しているケースが多い。法人購入の場合は口頭確認だけでなく書面での確認を必ず要求すること。
法人SIMとの相性チェックで確認すべきポイント
SIMロックが解除されていても、利用する法人SIMの通信方式(周波数帯)や契約プランによっては、一部機能が制限されることがある。以下の項目を導入前に必ず整理しておきたい。
- ドコモ回線(IIJmio・NTTドコモ法人):Pixelはドコモのバンド(Band 1/3/19/28など)に対応しており、相性は良好。eSIM対応モデル(Pixel 7以降)であれば物理SIMとの2回線運用も可能で、法人向けの柔軟な運用につながる。
- ソフトバンク回線:Band 8(900MHz)の対応状況を端末仕様表で確認する。Pixel 7以降はグローバルモデルを基準に設計されているため、大半のバンドに対応するが、細かい周波数帯対応はGoogleの公式仕様ページで機種ごとに照合すること。
- 楽天モバイル:Pixelシリーズは楽天回線(Band 3/B70/n77など)への対応実績がある。楽天モバイルの法人プランを利用する場合、5G対応の有無を機種ごとに確認する必要がある。
- IIJmio・NTTコム等のMVNO法人SIM:APNの手動設定が必要になるケースがある。Pixelは設定画面からAPN情報を手入力できるため問題ないが、MDMでAPN設定をプロファイル配信する場合は事前にプロファイルの動作検証を行うこと。
導入前に実施すべき検証フローとは?
数十台以上を一括導入する場合、事前に2〜3台を先行検証用に入手し、実際に利用する法人SIMを挿入して通話・データ通信・VPN接続・MDM登録が正常に動作するか確認することを強く推奨する。以下のチェックリストを活用してほしい。
- 法人SIMを挿入した状態でデータ通信が確立されるか
- 通話品質(音声・VoLTE)に問題がないか
- MDMプロファイルのインストールとデバイス登録が完了するか
- APN設定が自動・手動いずれの方法でも適用されるか
- eSIMのリモート発行に対応しているか(eSIM一括発行を検討する場合)
まとめ:Google Pixel中古の法人導入をご検討なら無料見積もりをご活用ください
Google Pixel中古の法人導入は、コスト削減・MDM管理対応・データ消去証明の三本柱を押さえることで、情シス・調達担当が自信を持って稟議を通せる選択肢になります。新品端末と比べて端末調達費を大幅に抑えながら、セキュリティ要件と運用管理の質を落とさずに済む点が、Pixelシリーズが法人中古市場で評価される最大の理由です。
この記事で解説した要点を振り返る
- コスト削減効果:Pixel 7シリーズの中古(Bグレード相当)は新品定価の40〜55%程度で調達できるケースが多く、10台・20台単位のまとめ買いでさらに単価を引き下げられる。
- 世代・グレード選定:セキュリティアップデート保証期間(Pixel 8以降は7年)を基準に世代を選び、外装グレードはバッテリー残量80%以上を目安に絞り込むと運用トラブルを防げる。
- 法人まとめ買いの実務:購入前に「SIMロック解除済み」「IMEI照合」「データ完全消去」を業者に確認し、中古端末のグレードA・B・Cの定義を自社基準と照合することで品質のばらつきを抑制できる。
- MDM対応:PixelはAndroid Enterprise推奨端末として認定されており、Microsoft IntuneやVMware Workspace ONEなど主要MDMとの相性が良い。ゼロタッチ登録を活用すれば、端末を受け取った社員がそのまま業務利用できる状態にセットアップコストを最小化できる。
- SIMフリー確認と法人SIM:IMEI.infoやキャリア公式ページでSIMロック解除状態を確認したうえで、法人契約のSIMを差し込みAPNを設定する。データ通信専用SIMとの組み合わせでランニングコストをさらに圧縮できる。
- データ消去証明:中古スマホ流通センターでは、購入・売却いずれの取引においてもデータ消去証明書を発行。個人情報保護法・社内セキュリティポリシーへの対応根拠として稟議資料に添付できる。
中古Pixel法人導入を成功させる三本柱
- コスト削減:端末調達費を新品比40〜55%削減し、リース・分割より初期投資を抑えてキャッシュフローを改善する。
- MDM対応:Android Enterprise推奨端末であるPixelをゼロタッチ登録で一括展開し、情シスの運用工数を最小化する。
- データ消去証明:業者発行の消去証明書により、コンプライアンス・監査対応を文書で担保する。
導入前の最終チェックリスト
- □ 必要台数・希望グレード・予算上限を整理しているか
- □ 利用するMDMツールとAndroid Enterpriseの互換性を確認したか
- □ 契約予定の法人SIMキャリアとPixelのバンド対応を照合したか
- □ データ消去証明書の発行を業者に依頼する旨を合意しているか
- □ バッテリー残量80%以上・IMEI照合済みの条件を発注仕様書に明記したか
上記チェックリストをすべてクリアしてから発注することで、導入後のトラブル(SIM非対応・MDM登録不可・バッテリー早期劣化)をほぼ未然に防ぐことができます。特に台数が多いほど1項目の見落としが組織全体の稼働に影響するため、事前確認を徹底してください。
中古スマホ流通センターは法人専門の卸業者直結だから、Google Pixel中古の法人まとめ買い・無料見積もりに即日対応しています。必要台数・希望グレード・予算感をお伝えいただくだけで、調達コストの概算とデータ消去証明書の発行条件をまとめてご案内します。まずはお気軽に無料の法人お見積もりフォームからご相談ください。情シス・総務ご担当者様のご連絡をお待ちしております。
よくある質問(FAQ)
Google Pixel中古を法人でまとめ買いする場合、何台から対応してもらえますか?
中古スマホ流通センターでは法人向けの複数台見積もりに対応しており、5台程度の小口から相談可能です。台数が多いほど単価が下がる傾向があるため、まずは希望台数・機種・グレードを明示して無料見積もりを依頼するのが最短ルートです。
Pixel 7とPixel 8、法人導入にはどちらがコスパが良いですか?
純粋なコスト優先ならPixel 7シリーズが有利で、中古相場は1台1.5万〜3万円台が中心です。Pixel 8は5年間のセキュリティ保証・AIカメラ機能が加わり、長期運用を見込む場合はPixel 8がトータルコストで有利になるケースもあります。用途と運用期間を踏まえて選択してください。
中古Pixelはキャリアロックがかかっている場合がありますか?
Pixelはグーグルストア販売品を含め、基本的にSIMフリーモデルとして販売されていますが、キャリア版(SoftBank・au等)が混在する場合があります。購入前に「SIMロック解除済み」または「SIMフリーモデル」であることを販売店に明示的に確認し、法人SIMとの動作検証も行うことを推奨します。
中古スマホをMDM(モバイルデバイス管理)で管理できますか?
Pixel端末はAndroid Enterpriseに対応しており、Microsoft Intune・VMware Workspace ONE・Jamf Pro等の主要MDMで管理できます。ただしOSバージョンがMDMの要件を満たしているかを確認し、購入前に動作検証を行うことが重要です。工場出荷状態(フル初期化済み)の端末を選ぶと登録作業が効率化できます。
法人で中古スマホを導入するとき、データ消去の証明は取得できますか?
中古スマホ流通センターでは、法人向けにデータ消去証明書を発行しています。情報セキュリティポリシーの要件として証明書が必要な企業でも安心して導入いただけます。買取・販売いずれの場合も対応可能ですので、見積もり時にご相談ください。

