社用PC廃棄vs買取どっちがお得?法人が知るべき正しい処分方法

社用PCの廃棄と買取、どちらを選ぶべきか悩む法人担当者向けに、費用・収益・データ消去の観点から徹底比較。状態別の判断基準と手続きの流れを詳しく解説します。
この記事の結論

社用PCは状態が良ければ買取で収益化でき、廃棄費用もゼロになるため買取が第一選択肢として有利です。動作不良・破損品はPCリサイクル法に基づく適切な廃棄手続きを選びましょう。

社用PCの入れ替え時期を迎えた際、「廃棄すべきか、買取に出すべきか」と迷う法人担当者は少なくありません。廃棄を選べばコストが発生し、処分手続きの手間もかかります。一方、買取を選べば収益化できる可能性がありますが、データ消去やセキュリティ面の不安を感じる方も多いでしょう。

本記事では、PCリサイクル法の概要から廃棄・買取それぞれのメリット・デメリット、状態別の判断基準、そして買取が難しい場合の廃棄手続きまで、法人担当者が実務で使える情報を体系的にまとめました。社用PCの処分方法を正しく選ぶための判断軸として、ぜひ参考にしてください。

目次

そもそも社用PCの廃棄にはどんな法律が関係しますか?

法人が社用PCを廃棄する場合、「資源有効利用促進法(PCリサイクル法)」と「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)」の両方が適用され、一般家庭とは異なる「産業廃棄物」として扱われる。この点を正しく理解しておかないと、不法投棄とみなされるリスクや、法的罰則を受ける可能性があるため、総務・情シス担当者は必ず把握しておく必要がある。

PCリサイクル法(資源有効利用促進法)とは?

PCリサイクル法とは、2001年に施行された「資源有効利用促進法」に基づく制度で、使用済みパソコンのメーカー回収・再資源化を義務づけた法律である。家庭向けには「PCリサイクルマーク」付き製品の無料回収制度が整備されているが、法人(事業者)が排出するPCは産業廃棄物に分類され、家庭向けの無料回収制度の対象外となる。

法人PCが「産業廃棄物」になる意味とは?

廃棄物処理法において、事業活動から排出される廃棄物は「産業廃棄物」として分類される。社用PCはこれに該当し、以下の義務が発生する。

  • 許可を受けた産業廃棄物処理業者に処理を委託しなければならない(無許可業者への委託は違法)
  • マニフェスト(産業廃棄物管理票)の交付・保存義務が生じる場合がある
  • 不法投棄や不適切な処理が発覚した場合、排出事業者(自社)も責任を問われる

つまり、「古いPCをそのままゴミとして捨てる」「フリマアプリで個人に売る」といった対応は、法的リスクを伴う可能性がある。

メーカー回収・認定業者委託・リサイクルマークの違いを整理する

法人PCの処分方法は大きく3パターンに分かれる。それぞれの特徴を理解し、自社の状況に合った方法を選ぶことが重要だ。

  1. メーカー回収(有料):PCメーカーが法人向けに有料回収サービスを提供している。費用は1台あたり3,000〜5,000円程度が目安で、台数が多いほどコストがかさむ。
  2. 認定産業廃棄物処理業者への委託:都道府県知事の許可を受けた業者に委託する方法。処理費用が発生するが、マニフェスト管理により法的コンプライアンスを担保できる。
  3. 認定リサイクル業者・買取業者への売却:動作品や状態の良いPCは、買取業者に売却することで費用ゼロ、あるいは収益を得ながら適切に処分できる。法人IT機器の廃棄・処分で守るべき環境規制も別途確認しておくと安心だ。

「PCリサイクルマーク」は法人には関係ない?

PCリサイクルマーク(Rマーク)とは、メーカーが製品価格にリサイクル費用を上乗せしていることを示すマークで、このマークがある製品は家庭向けに無料回収される。しかし法人PCはRマークの有無にかかわらず、無料回収の対象にはならない。Rマークを根拠に「無料で処分できる」と思い込むのは誤りであるため、注意が必要だ。

法的義務のチェックポイントまとめ

  • 社用PCは産業廃棄物であり、廃棄物処理法の規制対象である
  • 無許可業者への処理委託・不法投棄は排出事業者(自社)も罰則対象になる
  • PCリサイクルマーク(Rマーク)の有無は、法人向け回収には影響しない
  • 適切な処分方法は「メーカー有料回収」「認定処理業者委託」「買取業者への売却」の3択
  • 買取業者を利用する場合も、データ消去とその証跡管理(消去証明書)は必須

法律を正しく理解したうえで、コストと手間のバランスを見ながら最適な処分方法を選ぶことが、総務・情シス担当者にとっての第一歩となる。

廃棄と買取、それぞれのメリット・デメリットは何ですか?

結論として、処分コストを抑えたい・収益化したい法人には「買取」が有利であり、動作不良や液晶割れで買取不可の端末には「廃棄」が確実な選択肢になる。どちらが最適かは、PCの状態・台数・セキュリティ要件の3軸で判断することが重要です。

廃棄のメリット・デメリット

廃棄とは、産業廃棄物処理業者やPCメーカーの回収サービスを利用してPCを処分する方法です。動作不問で確実に処分できる点が最大の強みですが、費用が発生するうえ、データ消去の証跡管理が自社に委ねられるリスクがあります。

  • メリット①:状態を問わず処分できる 起動不可・液晶破損・部品欠品など買取対象外の端末でも受け入れてもらえる。
  • メリット②:法的整合性を確保しやすい 許可業者に委託すれば廃棄物処理法上のマニフェスト(産業廃棄物管理票)が発行され、適正処理の証拠が残る。
  • メリット③:処分のスケジュールをコントロールしやすい 業者に依頼するだけで完結するため、社内工数が少ない。
  • デメリット①:費用が発生する 1台あたり数百〜数千円の処理料がかかり、台数が多いほどコスト負担が重くなる。
  • デメリット②:データ消去の証跡が不明確になりやすい 廃棄業者によってはデータ消去証明書を発行しないケースもあり、情報漏洩リスクの証明が難しい場面がある。
  • デメリット③:資産価値がゼロになる まだ使用できるスペックのPCでも収益化できず、コスト回収の機会を逃す。

買取のメリット・デメリット

買取とは、中古PC流通業者が社用PCを有償で引き取り、法人が売却益を得る処分方法です。状態が良好なPCであれば処分費用がゼロになるどころか収益が発生し、同時にデータ消去証明書を取得できるため、セキュリティ面でも優れた選択肢です。

  • メリット①:売却益が発生する 動作品・状態良好品であれば1台あたり数千〜数万円の買取価格がつくことがあり、処分コストをプラスに転じられる。
  • メリット②:処分費用がかからない 買取成立の場合、処理料の支払いが不要。出張買取サービスを利用すれば運搬コストも抑えられる。
  • メリット③:データ消去証明書を取得できる 信頼できる買取業者は専用ソフトによる完全消去とその証明書を発行するため、情報セキュリティ上の記録が残る。
  • メリット④:会計処理が明確になる 売却益は固定資産売却益として計上でき、廃棄費用との対比で損益がクリアになる。
  • デメリット①:状態によっては買取不可になる 起動不可・水没・重度の物理損傷がある端末は買取対象外となる場合がある。
  • デメリット②:査定・梱包・搬出に社内工数が必要 台数が少ない場合は手間に見合わないこともある(ただし出張買取なら軽減できる)。
  • デメリット③:買取価格は市場相場に左右される 製造から年数が経つほど買取価格は低下するため、リプレイスのタイミングが遅れると価値が下がる。

コスト・セキュリティ・手間の3軸で比較するとどうなる?

法人担当者が処分方法を選ぶ際に重視すべき3つの軸ごとに整理すると、以下のようになります。

  • コスト面:動作品が多い場合は買取が有利。廃棄は処理費用が確実に発生するが、台数が少なく状態の悪い端末が混在する場合はやむを得ない選択肢になる。
  • セキュリティ面:買取業者が発行するデータ消去証明書は、個人情報保護法やISMSの観点から有効な証跡になる。廃棄の場合は自社でデータ消去を実施するか、証明書を発行する業者を選定することが必須。
  • 手間の面:廃棄は業者に丸投げできるシンプルさが利点。買取は査定・交渉・書類対応が発生するが、出張買取や一括査定サービスを活用することで負担を大幅に減らせる。

状況別の推奨判断フロー

  1. PCが動作する・製造から5年以内である → まず買取査定を依頼する
  2. PCが動作しない・製造から7年以上経過している → 廃棄(許可業者への委託)を検討する
  3. 大量リプレイス(20台以上)で状態が混在している → 買取業者に一括査定を依頼し、買取不可分のみ廃棄に振り分ける
  4. セキュリティ証跡が必須の場合 → データ消去証明書を発行できる買取業者または廃棄業者を選ぶ

社用PCの処分では「廃棄か買取か」を二項対立で考える必要はなく、状態ごとに振り分けるハイブリッド対応が最もコスト効率と安全性を両立させやすい方法です。

どんな状態のPCなら買取に出せますか?状態別の判断基準

結論として、社用PCは「電源が入り基本動作が確認できる状態」であれば、外装に多少の傷や汚れがあっても買取対象になるケースが大半です。一方、製造から7年以上経過した旧世代モデルや画面が完全に破損している端末は買取不可になることが多く、廃棄ルートへの切り替えを検討する必要があります。

状態別の買取可否・査定額の目安

買取業者が査定時に確認するポイントは「動作状況」「外装の状態」「スペック・年式」「付属品の有無」の4点です。以下に状態別の判断基準をまとめます。

  • 正常動作品(外装きれい):最も高値がつきやすい。BIOSが起動し、OSが問題なく立ち上がる状態であれば満額査定に近い評価を受けられる。
  • 正常動作品(外装に軽微な傷・汚れあり):天板の細かいすり傷やキートップの摩耗など、法人利用で生じやすい程度の傷は減額幅が小さく、十分に買取対象となる。
  • 液晶に薄いムラや輝点あり(動作は問題なし):軽微な液晶不良は買取可能なことが多いが、査定額は10〜20%程度下がるケースが一般的。
  • キーボード一部不良・ポート接触不良など動作不良品:買取可否は機種・スペック次第。高スペックモデルであれば部品取り目的で買取対象になることもあるが、査定額は大幅に下がる。
  • 画面割れ・液晶破損:買取不可となるケースが多い。修理費用が査定額を上回るため、廃棄処分への切り替えが現実的。
  • 電源が入らない・起動しない:原則買取不可。ただし法人向けハイスペックモデル(後述)の場合は部品取りとして応相談になることもある。
  • 製造から7年超の旧世代モデル:CPUがCore i第6世代以前、RAM 4GB以下など旧スペックは市場での需要が低く、買取不可または査定額が極めて低くなる。

査定額に影響する具体的なスペック・年式の目安

買取額は動作状況だけでなく、搭載スペックと製造年式によって大きく変わります。以下のチェックポイントを事前に確認しておくと、査定をスムーズに進められます。

  • CPU世代:Intel Core i第10世代以降、またはRyzen 4000番台以降が買取市場で流通しやすく、高値がつきやすい。
  • メモリ:8GB以上が最低ライン。16GB以上はビジネス用途での需要が高く、プラス評価になりやすい。
  • ストレージ:SSD搭載モデルは評価が高い。HDDのみの場合は査定額が下がる傾向がある。
  • 製造年:目安として製造から5年以内が買取しやすいゾーン。6〜7年になると機種やスペックによって判断が分かれる。
  • 動作確認の有無:「電源が入ることを確認済み」と伝えるだけで査定のスピードと精度が上がる。可能であればBIOS画面の起動確認まで行っておくとよい。
  • 付属品:純正ACアダプター・元箱があると査定額にプラスになるケースがある(必須ではない)。

法人向けモデルは高値がつきやすい理由

ThinkPadやDynabook(旧東芝)、HP EliteBook、Dell Latitudeなどの法人向けモデルは、中古市場での需要が高く、同スペックのコンシューマー向けモデルより買取額が高くなる傾向があります。理由は耐久性・信頼性が高いと市場で認知されており、中小企業や個人事業主が中古で購入するニーズが継続的にあるためです。特に

買取に出す場合、データ消去とセキュリティ対応はどうすればいいですか?

社用PCを買取に出す前には、必ずデータ消去を完了させ、消去証明書を取得することが法人としての最低限のセキュリティ対応です。データが残ったまま端末を手放すと、個人情報保護法や社内の情報セキュリティポリシー違反になるリスクがあり、万一の情報漏洩時には経営責任にまで発展しかねません。

なぜ買取前のデータ消去がそれほど重要なのか?

社用PCには、顧客情報・財務データ・契約書・社員の個人情報など、外部に流出した場合に取引先や従業員へ深刻な損害を与えるデータが蓄積されています。「初期化(リセット)すれば大丈夫」と思われがちですが、OSの初期化だけではストレージ上にデータが残存しており、復元ソフトで読み取られる可能性があります。法人として端末を手放す際は、初期化ではなく「データ消去」として正式に処理することが求められます。

データ消去の主な方法と特徴

データ消去の方法は大きく3種類に分かれます。自社の状況やコスト・スケジュールに合わせて選択してください。

  1. 論理消去(ソフトウェア消去):専用ソフトを使いストレージ全領域に上書きを繰り返す方法。端末を使える状態のまま消去できるため、買取査定額を下げずに済む。NIST SP 800-88などの国際標準に準拠したツールを選ぶことが重要。
  2. 物理破壊(シュレッダー・穿孔):HDDやSSDを機械的に破壊する方法。データ復元が物理的に不可能になるが、端末自体が買取不可になるため、買取を前提とする場合は原則として選ばない。
  3. 専門業者への委託:データ消去の専門資格を持つ業者に一括依頼する方法。作業後に消去証明書が発行されるため、コンプライアンス対応として最も確実性が高い。台数が多い場合やISOマネジメントシステム対応が必要な場合に特に有効。

データ消去証明書とは何か、なぜ必要か

データ消去証明書とは、対象端末のデータが規定の手順で完全に消去されたことを証明する書類です。シリアル番号・消去方式・実施日時・担当者情報が記載され、万一の情報漏洩疑惑が生じた際の証跡として機能します。データ消去証明書の費用相場・発行方法・依頼先の選び方を事前に確認しておくと、社内稟議や監査対応がスムーズになります。

消去証明書が特に役立つ場面は以下のとおりです。

  • 社内の情報セキュリティポリシーや個人情報保護規程の遵守を対外的に示す場合
  • ISO 27001(情報セキュリティマネジメント)やPマーク取得企業が更新審査を受ける場合
  • 取引先や親会社から廃棄・売却時のデータ消去エビデンスの提出を求められた場合
  • 万一の情報漏洩調査において、「漏洩源が売却端末ではない」ことを証明したい場合

中古スマホ流通センターのデータ消去・証明書対応

中古スマホ流通センターでは、法人からPCを買取る際にデータ消去証明書の発行に対応しています。買取査定から消去作業・証明書発行まで一括で依頼できるため、情シス担当者が個別に消去業者を手配する手間がかかりません。消去方式は国際標準に準拠した論理消去を基本とし、端末の状態を保ちながら確実にデータを抹消します。

買取前にチェックしておくべきセキュリティ項目

買取業者に端末を渡す前に、以下の項目を社内で確認・完了させてください。

  • ドメイン参加の解除(Active Directoryからの切り離し)
  • MDM(モバイルデバイス管理)プロファイルの削除
  • BitLockerなどのディスク暗号化を解除または復号キーを記録
  • クラウドサービス(OneDrive・Google Drive等)のサインアウトと同期解除
  • 社内VPN・証明書の失効処理
  • ライセンス認証の解除(MicrosoftオフィスやAdobe等)
  • データ消去の実施と消去証明書の受領・保管

これらを抜け漏れなく対応するには、情シス部門が処分フローとチェックリストを事前に整備しておくことが重要です。買取と同時に証明書を取得することで、コンプライアンス対応と売却益の確保を同時に実現できます。

買取不可だった場合の廃棄手続きはどうすればいいですか?

買取不可と判定された社用PCを廃棄する場合、まず本体に貼付されたPCリサイクルマークを確認し、マークがあればメーカー回収を、マークがなければ産業廃棄物処理業者への委託を選択するのが正しいフローです。いずれの方法でも、法人は法人IT機器の廃棄・処分で守るべき環境規制に従った適切な手続きが義務付けられています。

ステップ1:PCリサイクルマークの有無を確認する

PCリサイクルマークとは、メーカーが回収・リサイクル費用を製品価格に上乗せして徴収済みであることを示すシールのことです。2003年10月以降に販売された家庭向けPC(法人向けは対象外)に貼付されていますが、一部の法人向けモデルにも付与されているケースがあります。

  • マークがある場合:各PCメーカーの公式サイトから回収申請を行い、着払いで発送するだけで無償回収が可能です。
  • マークがない場合:無償回収の対象外となるため、有料での回収依頼または産業廃棄物処理業者への委託が必要になります。

ステップ2:マークなし・法人専用モデルの場合の廃棄手続き

法人が所有する業務用PCの多くは、PCリサイクルマークが付いていない「事業系PC」に該当します。この場合、廃棄物処理法に基づき、以下のいずれかの方法で処分します。

  1. メーカーへの有料回収申請:NEC・富士通・デルなど主要メーカーは、法人向けの有料回収サービスを提供しています。1台あたり3,000〜5,000円程度が目安ですが、メーカーや台数によって変動します。
  2. 産業廃棄物処理業者への委託:都道府県知事の許可を受けた産業廃棄物処理業者に収集運搬と処分を委託する方法です。台数が多い場合や現場への引き取りが必要な場合に適しています。
  3. 小型家電リサイクル法に基づく回収ボックス:自治体によっては事業者も利用できる回収ボックスを設置していますが、受け入れ条件は自治体によって異なるため、事前確認が必須です。

ステップ3:産業廃棄物処理業者に委託する場合のマニフェスト管理

産業廃棄物処理業者にPCの廃棄を委託する法人には、マニフェスト(産業廃棄物管理票)の取得・保管が法律上義務付けられています。マニフェストとは、産業廃棄物の処理を適正に行ったことを確認するための伝票であり、不法投棄の抑止と排出事業者の責任を明確化する制度です。

  • 紙マニフェスト:7枚複写の伝票を排出時に処理業者へ交付し、処分完了後に控えを受け取る。保管期間は5年間。
  • 電子マニフェスト(JWNET):公益財団法人日本産業廃棄物処理振興センターが運営するシステムを利用して電子的に管理する方法。紙よりも管理コストが低く、改ざんリスクも少ないため法人での採用が増えています。

マニフェストの保管を怠ったり、無許可業者に委託したりした場合、廃棄物処理法違反として排出事業者(依頼した法人)にも罰則が科される可能性があります。処理業者を選定する際は、必ず許可証の番号と有効期限を書面で確認してください。

廃棄前に必ずデータ消去を完了させる

廃棄ルートが決まったとしても、PCを引き渡す前にデータ消去が完了していることが大前提です。廃棄業者によってはデータ消去サービスをオプションで提供していますが、消去方法や証明書の発行有無はまちまちです。情報漏洩リスクを確実にゼロにするためには、自社もしくは専門業者によるデータ消去と、その証拠となる証明書の発行を事前に済ませておくことを強く推奨します。

廃棄手続きの全体フローまとめ

  1. 買取査定で買取不可の判定を受ける
  2. PCリサイクルマークの有無を本体で確認する
  3. マークあり→メーカーへ無償回収申請/マークなし→有料回収または産業廃棄物処理業者を選定
  4. 産業廃棄物処理業者を利用する場合は許可証を確認し、マニフェストを取得する
  5. データ消去・証明書発行を完了させてから業者へ引き渡す
  6. マニフェストの控えを5年間保管する

廃棄コストを少しでも抑えたいのであれば、まず買取査定を試みることが重要です。状態が悪いと思っていたPCでも、査定に出してみると値が付くケースは少なくありません。買取と廃棄の両方の選択肢を持つ業者に相談することで、処分コスト全体の最適化が図れます。

まとめ:社用PCの処分で迷ったらまず無料査定から始めよう

社用PCの処分に迷ったときは、まず買取査定を試みるのが正解だ。状態の良いPCであれば買取で収益化でき、廃棄費用をゼロにするどころか売却益を得られる可能性があり、買取不可の場合も適切な廃棄ルートで法的・セキュリティ要件を満たした処分が可能だ。

廃棄と買取、どちらを選ぶべきかの判断フロー

ここまで解説してきた内容を、実務担当者がすぐ使えるよう簡潔に整理する。処分方針に迷ったときは、以下のステップで判断すると確実だ。

  1. まず買取査定を依頼する:査定は無料でリスクがない。電源が入る・Windowsが起動する・著しい破損がないなど基本条件を満たすPCは買取対象になりやすい。
  2. 査定結果をもとに方針を決定する:買取金額に納得できれば売却へ。査定ゼロ円・買取不可の場合は廃棄ルートに切り替える。
  3. データ消去を確実に実施する:買取に出す場合も廃棄に回す場合も、データ消去証明書の発行を依頼し、情報漏洩リスクを排除する。
  4. 廃棄の場合はPCリサイクル法に準拠した業者へ:産業廃棄物処理業の許可を持つ業者を選び、マニフェスト(産業廃棄物管理票)を受け取って保管する。

状態別・処分方法の最終チェックポイント

  • 動作品・外観良好:買取を最優先に。相見積もりを取れば査定額を最大化しやすい。
  • 動作品・外観難あり(キズ・汚れ):買取可能なケースが多い。まず査定へ。
  • 起動不可・液晶割れ・部品欠損:買取不可となることが多い。リサイクル業者やメーカー回収を利用する。
  • 大量一括処分(20台以上など):出張買取対応の業者に依頼すると輸送コストと工数を大幅に削減できる。

法人が買取を選ぶ最大のメリットを再確認

法人が社用PCを買取に出す最大のメリットは、廃棄費用の節約と売却収益の両立にある。一般的な産業廃棄物処理業者への廃棄依頼では1台あたり数千円のコストが発生するのに対し、買取に出せばそのコストがゼロになるうえ、査定額次第では売却益を計上できる。まとまった台数であれば、その差額は予算の最適化に直結する。会計処理上も、売却益は固定資産売却益として計上でき、廃棄損との差引で節税効果を生むこともある。

また、中古スマホ流通センターは卸業者と直結しているため、市場価格に近い高値での買取が可能だ。さらに法人専門として対応しているため、データ消去証明書の発行・一括見積り・出張回収・納品書の発行など、法人の実務フローに必要な手続きをまとめて依頼できる点も強みである。

こんな法人担当者にとくに活用してほしい

  • Windows 10サポート終了(2025年10月)に伴うPC一斉リプレイスを控えている総務・情シス担当
  • 退職者・異動者から回収した端末がストックされて処分に困っている担当者
  • 廃棄費用を抑えながらセキュリティ要件も満たしたい中小企業の経営者・管理職
  • 大量台数を一度に処分したいが、業者選定や手続きに工数をかけられない担当者

社用PCの廃棄・買取でお悩みの法人様は、ぜひ中古スマホ流通センターの法人向け無料査定・一括見積りをご活用ください。1台から大量台数まで対応しており、出張回収・データ消去証明書発行・会計書類の発行も含めてワンストップでサポートいたします。まずはお気軽にお問い合わせください。

よくある質問(FAQ)

社用PCを廃棄する場合、費用はどのくらいかかりますか?

PCリサイクル法に基づく廃棄費用は、製造メーカーや機器の種類によって異なりますが、一般的にデスクトップPC本体で1台あたり3,000〜5,000円程度が目安です。産業廃棄物処理業者に依頼する場合はさらに費用が加算されることがあります。台数が多い場合は事前に複数社から見積りを取ることを推奨します。

買取に出すとき、データ消去はどうすればいいですか?

買取業者にデータ消去を依頼する方法が一般的です。信頼できる業者は国際規格(NIST SP 800-88等)に準拠したデータ消去を実施し、消去証明書を発行します。証明書があれば情報漏洩リスクの管理記録として保管でき、内部監査やコンプライアンス対応にも役立ちます。

何年以上経過したPCは買取不可になりますか?

一般的に製造から5〜7年以上経過したPCは買取価格がつかないケースが増えます。ただし機種・スペック・動作状態によって異なり、法人向けの高スペック機(ThinkPad・EliteBook等)は比較的古くても買取可能な場合があります。まず無料査定で確認することをおすすめします。

法人の大量廃棄・大量買取にも対応してもらえますか?

法人専門の買取業者であれば、数十〜数百台規模の一括対応が可能です。現地出張での査定・回収、まとめてのデータ消去証明書発行にも対応しているケースが多く、台数が多いほど1台あたりのコストを抑えられるメリットがあります。事前に法人向け見積りを依頼しましょう。

買取できなかったPCはどう廃棄すればよいですか?

買取不可となったPCは、PCリサイクルマーク付きであればメーカー回収を無料で利用できます。マークがない場合は有料回収または自治体・産業廃棄物処理業者への依頼が必要です。法人の場合は「産業廃棄物」として適正処理が義務づけられているため、マニフェスト(産業廃棄物管理票)の取得・保管が必要になります。



CONTACT
中古スマホ・PC・タブレットの法人取引はお任せください

買取・販売・レンタル・キッティングまでワンストップ。全国対応/最短即日査定/送料・出張費無料/データ消去証明書の発行に対応しています。大量・大口のご相談も歓迎です。

お見積り・ご相談は無料です。

お電話でも受付:080-1290-0901
中古スマホ流通センター(SHIROTSUME GRASS株式会社)/古物商許可 東京都公安委員会 第304422515281号
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次