「せどりで安定して利益を出すにはどの商品を、いつ仕入れればいいのか」——転売・せどり実践者が最初にぶつかるのがこの問いです。商材選びを誤ると、仕入れ後に相場が急落したり、在庫が滞留して資金繰りが悪化したりするリスクがあります。この記事では、中古デジタル機器(スマホ・PC・iPad・オフィス機器)を中心に、需要の回転速度・仕入値と売値の差・リスクの3軸で商品ジャンルを比較し、季節や新モデル発売サイクルに連動した仕入れタイミングを一覧形式で解説します。
なお、継続的に中古品を転売する場合は古物商許可の取得が法律上必要です(古物営業法第3条)。許可なく反復・継続して中古品を売買すると法令違反となりますので、開業前に必ず管轄警察署へご確認ください。掲載している相場・利益の数字はあくまで目安であり、時期・状態・流通量によって大きく変動します。断定的な利益を保証するものではありません。
結論:せどりで狙い目の商品ジャンルはどれ?
せどりで利益を出しやすい商品ジャンルは、中古スマホ・中古PC・中古iPadの3カテゴリで、需要の回転速度・利益幅・リスクのバランスが比較的良好な傾向にある。ただし「絶対に儲かる」ジャンルは存在せず、相場変動や仕入れ値・販売手数料によって利益率は大きく変わるため、以下の評価はあくまで市場の傾向を示す目安として参照してほしい。
ジャンル別・3軸評価の早見表
下表は「回転速度(売れるまでの早さ)」「利益幅(1点あたりの粗利の大きさ)」「リスク(不良・値崩れ・規制)」の3軸で主要ジャンルを評価したものだ。◎>○>△の順で優位を示す。
- 中古スマホ(iPhoneを中心に):回転速度◎ / 利益幅○ / リスク△。需要が年間を通じて安定しており、メルカリ・ヤフオク・Amazon出品いずれでも売り切りやすい。一方でOSアップデートや新モデル発表時に相場が急落しやすく、在庫を抱えるリスクがある。
- 中古PC・MacBook:回転速度○ / 利益幅◎ / リスク△。1点あたり1万〜3万円前後の利益を狙えるケースがあり、法人放出品は状態の良い個体も多い。ただしストレージ不良・バッテリー劣化など動作確認が必須で、初心者には判断が難しい面もある。
- 中古iPad:回転速度○ / 利益幅○ / リスク○。スマホほど相場が荒れず、PCほど動作確認が複雑でないため、バランス型として扱いやすい。教育・業務用途の需要が安定している。
- ゲーム機(Switch・PS5など):回転速度◎ / 利益幅△〜○ / リスク○。人気タイトル発売前後や年末商戦で需要が跳ね上がるが、平時は差益が薄くなりやすい。時期を選ぶ必要がある季節連動型ジャンル。
- オフィス複合機・業務用機器:回転速度△ / 利益幅◎ / リスク△。単価が高く利益額は大きいが、送料・保管スペースの問題と、買い手が法人に限られる点でハードルが上がる。
商品を選ぶ際の3つのチェックポイント
ジャンルを絞り込んだあとも、個別の商品を仕入れる際は以下の3点を必ず確認する習慣をつけたい。
- 直近30日の売れ行きを確認する:メルカリやヤフオクの「sold」履歴、Amazonの売れ筋ランキング推移などで実際に売れているかを数値で見る。「売れそう」という感覚ではなく、直近の実績データで判断する。
- 仕入れ値と手数料込みの利益率を計算する:販売手数料(メルカリ10%・Amazon8〜15%など)、送料、クリーニング費用を引いた後の実利益が仕入れ値の20%以上あるかを目安にする。
- 在庫リスク(値崩れスピード)を把握する:スマホやPCは新モデル発表のタイミングで旧世代の相場が一気に下落することがある。仕入れ後の販売期限を意識し、長期在庫を避ける。
重要:古物商許可がなければせどりは行えない
中古品の売買(せどり・転売)を継続的に行うには、古物商許可証の取得が法律上必要である。古物営業法に基づき、無許可で反復継続して中古品を売買した場合、3年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される可能性がある。「自分が使っていたものを売るだけ」という場合は不要だが、仕入れて転売するせどりは「営業」に該当するため、開業前に必ず所轄警察署への申請を済ませておくこと。詳細は法人が中古端末を購入する前に古物商許可を確認する方法も参照してほしい。許可証の取得は個人でも申請でき、手数料は約19,000円、審査期間は申請から40日程度が目安となっている。
時期別・せどり仕入れタイミングの年間カレンダーはどうなっている?
せどりの仕入れタイミングは、3月・6〜7月・9〜10月・12〜1月の4つの山が特に重要で、それぞれ法人の年度末処分・ボーナス需要・新モデル発売・年末商戦後の放出という異なる理由で中古品の流通量と需要が動く。ただし、需要が増える時期は競合も増えるため、「需要のピーク=仕入れ適期」とは限らない点を理解しておく必要がある。
月別・せどり仕入れタイミング年間カレンダー
- 1月:年末商戦(クリスマス・年末ギフト)後の不用品が市場に流入。年始の初売りで買い替えた旧端末が放出される。フリマアプリへの出品数が増えるため、仕入れ値が下がりやすい時期。
- 2〜3月:法人の年度末決算・資産処分ラッシュ。企業がPC・スマホ・オフィス機器を一括処分するため、せどり仕入れルートとして業者ルートが特に有利になる時期。台数が多くまとめて出回るため、個人ルートより業者から仕入れる方がロット単価を抑えやすい。
- 4〜5月:進学・就職シーズンで需要は高いが、供給も一巡して落ち着く。相場は強めに推移する。
- 6〜7月:夏のボーナス支給で消費者の購買意欲が高まる。スマホ・PCの売れ行きが伸び、売り時としては優秀。新モデル発売前の旧モデル在庫を仕入れておくと利幅が出やすい。
- 8月:夏休みでゲーム機・タブレット需要が継続。お盆前後に不用品整理による出品が増えるケースもある。
- 9〜10月:iPhoneをはじめとする新モデル発売が集中。旧モデルへの下取り・売却が急増し、中古市場に大量の前モデルが流入する。直後は相場が一時的に下落するため、仕入れのチャンスになる一方、競合も集中するため仕入れスピードが勝負になる。
- 11月:ブラックフライデー・年末商戦の準備期間。需要は高まり始めるが、供給はまだ少なめで相場は落ち着きやすい。
- 12〜1月:年末ギフト需要で売り時。同時にクリスマス後の不用品放出が始まり、1月に向けて仕入れ機会も増加。
需要増=競合増というリスクを忘れない
繁忙期は中古品の流通量が増えるため一見チャンスに見えるが、同時に他のせどらーや転売業者も同じタイミングで動く。結果として仕入れ値が上がり、利益率が圧縮されるケースは少なくない。
- 9〜10月のiPhone新モデル発売直後:旧モデルの仕入れ競争が激化し、相場が落ち着く1〜2週間後の方が有利になることもある。
- 3月の年度末:法人放出品は量が多い反面、買取業者・リサイクル業者も集中する。業者直結ルートや事前の関係構築が差別化ポイントになる。
- 12月の年末商戦:販売側は有利だが、売れ残りリスクも高まる。過剰在庫を抱えないよう仕入れ量を調整する。
仕入れ適期と販売適期はずらして考える
上手なせどりの時間軸は、「需要が下がって相場が落ち着いた時期に仕入れ、需要が上がる時期に合わせて販売する」という流れが基本になる。たとえば、新iPhoneが発売される直前の8月に旧モデルを仕入れ、発売後の相場下落前に売り抜くか、あるいは発売直後の相場下落時に仕入れて翌年に向けて保持するか、という戦略設計が利益の差を生む。年間カレンダーを把握した上で、仕入れと販売の両方にタイミングを設定することが、せどりで安定的に稼ぐための土台となる。
中古スマホはせどりで本当に稼げる?回転・相場・リスクを整理
中古スマホは、せどりの中でも回転速度・需要の安定性・価格透明性の三点において上位に入るジャンルであり、正しく仕入れ価格と売り値の差益を管理すれば十分に利益を出せる。ただし新モデル発売タイミングや端末コンディションによる価格急落リスクを理解しないまま参入すると損失を抱えやすい。
中古スマホせどりの3軸評価:回転・差益・リスク
中古スマホを仕入れ商材として評価するとき、以下の3軸で整理すると判断がぶれにくい。
- 回転速度:メルカリ・ヤフオクなどCtoCプラットフォームでiPhoneの人気モデルは出品後数日〜1週間程度で成約するケースが多く、在庫を長期で抱えるリスクが他カテゴリより低い。
- 価格差益の目安:仕入れ値と売り値の差(グロス)は機種・グレードによって異なるが、目安として5,000〜20,000円程度の開きが生まれるラインが狙い目とされる。
- 価格急落リスク:Appleの新モデル発表(例:毎年9月前後)直前後は旧モデルの相場が数日で10〜20%下落することがある。仕入れからの在庫日数が長いほどこのリスクを受けやすい。
iPhone・Android(Galaxy・Pixel)の仕入れ価格帯と売値の比較
機種ごとの需要規模と相場の安定度は大きく異なる。下記は2024〜2025年時点での中古市場におけるおおよその価格帯の目安(グレードB相当・SIMフリー・国内向けモデル)であり、市況によって変動するため仕入れ前に必ず最新相場を確認すること。
- iPhone 13(128GB):仕入れ目安 30,000〜38,000円 / 売値目安 42,000〜50,000円 / グロス差益 8,000〜15,000円程度
- iPhone 14(128GB):仕入れ目安 45,000〜55,000円 / 売値目安 58,000〜68,000円 / グロス差益 10,000〜18,000円程度
- Galaxy S23(256GB):仕入れ目安 35,000〜45,000円 / 売値目安 46,000〜56,000円 / グロス差益 8,000〜15,000円程度
- Google Pixel 7a:仕入れ目安 18,000〜25,000円 / 売値目安 26,000〜33,000円 / グロス差益 6,000〜12,000円程度
iPhoneは需要の厚さと価格の透明性の高さが強みで、初心者でも相場を把握しやすい。Androidは機種ごとに需要のばらつきが大きいため、せどりで儲かるスマホ・PCジャンルの需要と利益の詳細比較も参考に機種選定を絞り込むことが重要だ。
実利益の試算:プラットフォーム手数料を控除して考える
グロス差益がそのまま利益になるわけではない。実利益を計算するには以下のコストを差し引く必要がある。
- プラットフォーム手数料:メルカリは販売価格の10%、ヤフオクは落札価格の10%(Yahoo!プレミアム会員の場合)が基本。例えば売値50,000円ならば手数料は5,000円。
- 送料:スマホサイズであれば匿名配送(らくらくメルカリ便・ゆうパケットプラス等)で200〜600円程度。
- 梱包資材費:1点あたり50〜150円程度。
- 仕入れ交通費・振込手数料:仕入れルートによって変動。
上記を踏まえると、売値50,000円・仕入れ38,000円の案件の実利益試算は「50,000円 − 38,000円 − 5,000円(手数料)− 400円(送料)− 100円(梱包)= 約6,500円」が現実的な水準となる。グロス差益だけで判断すると実際の取り分を過大評価しやすいので注意が必要だ。
仕入れ前に必ず確認すべきリスクチェックポイント
中古スマホせどりで損失が出るケースの多くは、以下の見落としに起因する。仕入れ前のチェックリストとして活用してほしい。
- SIMロック解除の有無:SIMロックがかかったままの端末は需要が限定され、相場が同機種のSIMフリー品より数千〜10,000円以上低くなる場合がある。
- バッテリー残量(最大容量):iPhoneであれば設定画面で確認できる最大容量が80%を下回ると買い手が敬遠しやすく、値下げ交渉を受けやすい。中古スマホのバッテリー劣化の許容基準を把握したうえで仕入れ価格に反映させること。
- iCloudロック(アクティベーションロック):前オーナーのApple IDが残ったままの端末は初期化不可。仕入れ時に必ず解除済みを確認する。
- 外装傷・液晶割れ:グレードによって相場が大幅に変わる。Cランク品は利益率が高く見えても売れ残りリスクが高い。
- 新モデル発売スケジュール:仕入れ時点から1〜2ヶ月以内に新モデルが発売予定の機種は、売れ残った場合に相場が一段下がる。特にiPhone(毎年9月)とGalaxy S/Pixel(毎年春)の発売サイクルは把握しておく。
中古スマホせどりは、相場の読み・コンディション評価・コスト計算の三つを正確に行えば再現性のある利益が期待できるジャンルだ。ただし一点あたりの仕入れ単価が高いため、最初は少量から始めてリスク管理の感覚をつかむことが現実的な進め方といえる。
中古PC・MacBook・iPadのせどり利益率と失敗パターンは?
中古PC・MacBook・iPadは法人買い替えサイクルが読みやすく、まとまった在庫を安定調達できる点でせどり向きのジャンルだが、BIOSパスワードロックやアクティベーションロック、バッテリー膨張などの状態不良を見落とすと、返品・値引き対応で利益が消える典型的な失敗パターンに陥る。
ジャンル別の利益率・特性比較
まず3ジャンルの特性を整理しておく。それぞれ狙いどころと難易度が異なるため、得意ジャンルに絞って仕入れる戦略が有効だ。
- 中古Windows PC(ThinkPad・Let’s noteなど法人向けモデル):法人リース上がりの台数が多く、相場が安定している。Core i5第8世代以降かつSSD換装済みのモデルは需要が高く、仕入れ1〜2万円台でも3〜5万円前後での販売が狙える。ただし型落ち品は相場下落が速いため、仕入れから販売までのスピードが重要。
- 中古MacBook(Air M1・M2など):Apple製品は相場の透明性が高く初心者でも売値を読みやすい。M1以降のモデルは法人・クリエイター需要が継続しており、状態良好品なら利益率20〜30%を狙いやすい。一方で法人向け中古MacBook Air M1・M2の選び方でも解説されているようにアクティベーションロックの有無が最大のリスクポイントとなる。
- 中古iPad:教育機関・医療・接客現場での需要が底堅く、第9世代・第10世代はコスパ重視層に人気。Apple Pencil対応モデルや大画面のPro・Airは単価が高くなり、1台あたりの利益額を伸ばしやすい。
仕入れ時に必ず確認すべきチェックリスト
検品が甘いままメルカリ・ヤフオクで出品すると、購入者からの「説明と違う」クレームで返品・値引きが発生し、手数料・送料を合わせると赤字になるケースも珍しくない。以下の項目を仕入れ段階で必ず確認する。
- BIOSパスワード(PC):起動時にパスワードを要求するものは通常使用不可。ジャンク価格で仕入れてもほぼ転用できないため、動作確認できない場合は原則スキップ。
- Windowsライセンス認証状態:プロダクトキーが失われているとOS再インストール後に認証できず、購入者トラブルの原因になる。
- アクティベーションロック(MacBook・iPad・iPhone):前オーナーのApple IDが紐付いたままの端末は初期化しても使用不可。iCloud.com上でデバイスを検索して「アクティベーションロック」が有効になっていないかを仕入れ前に確認する。
- バッテリー膨張・劣化:MacBookはトラックパッドが浮き上がっていれば内部でバッテリーが膨張している可能性が高い。iPadはキックスタンドや背面の変形で判断できる場合がある。バッテリー容量はPC・MacBookはシステム情報、iPadはバッテリー診断アプリで確認。
- 液晶の焼き付き・ドット抜け:白や黒の単色画面を表示して目視確認。特にiPadはタッチパネルの反応ムラも合わせてチェック。
- キーボード・ポート類の動作確認(PC):法人上がりは酷使されているケースが多く、特定キーの反応不良やUSBポートの損傷が見落とされやすい。
- MDM(モバイルデバイス管理)残留(iPad・MacBook):法人が管理ツールで紐付けたまま放出した端末はMDMが残っており、購入者が管理者解除できない状態になる。設定→一般→VPNとデバイス管理で確認。
よくある失敗パターンと対策
- 「動作確認済み」表記を鵜呑みにして仕入れ→アクティベーションロックが残存:対策は自分でロック状態を確認するか、ロック解除済み保証のある業者から仕入れる。
- 型番・世代の確認不足で相場を誤認:MacBook Proのタッチバーありモデルとなしモデル、iPadの世代混在など、型番を正確に調べずに仕入れ値を設定してしまうケース。対策はシリアル番号でApple公式の製品確認ページを参照する。
- バッテリー劣化を軽視して出品→購入者からクレーム:対策は容量80%未満は「バッテリー要交換」と明記するか、交換後に出品。交換コストを仕入れ値から差し引いて利益計算する。
中古PC・MacBook・iPadは、検品精度さえ上げれば安定した利益が見込めるジャンルだ。チェックリストを習慣化し、状態不良を仕入れ前に排除することが、このジャンルで継続的に稼ぐための最短ルートとなる。
オフィス機器・複合機・その他ジャンルはせどりに向いている?
オフィス機器・複合機などのせどりは、専門知識があれば競合が少なくニッチな利益を取りやすい反面、回転の遅さ・保管コスト・送料の重さがリスクになるため、初心者より中上級者向けのジャンルである。
ジャンル別の向き・不向き一覧
まず主要ジャンルの特性を整理する。スマホ・PCと比較しながら、それぞれの回転率・利益率・リスクの大きさを確認しておきたい。
- 複合機(コピー機):法人需要は根強いが、重量物のため送料が1万円を超えるケースも多い。フリマ・オークション経由では「動作確認済み」の証明が難しく、返品リスクも高い。専門業者からジャンク品を安く仕入れて整備・転売するルートが主流だが、トナー残量・ドラム劣化の見極めに知識が要る。回転は遅く、1〜3か月かかることも珍しくない。
- プロジェクター:ランプ式は使用時間(時間数)で価値が大きく変わる。ランプ残時間が少ない個体を掴むと損益分岐を割り込む。レーザー式・短焦点モデルは単価が高く、知識があれば差益を取りやすい。保管はコンパクトだが、送料は3,000〜5,000円程度かかる。
- Android法人向けタブレット:Androidタブレットはブランド力がiPadに劣るため相場が崩れやすい。法人向け堅牢モデル(TOUGHBOOK・Xperia Tabletなど)は専門需要があり競合が少ない。ただし買取相場も低めで、利益を乗せにくいケースがある。タブレット転売で儲かる商品一覧も参考に、iPad以外のモデルの相場感を事前に確認しておくと判断ミスを減らせる。
- ゲーム機(Switch・PS5など):回転は速く、相場変動も読みやすい人気ジャンル。ただし競合が非常に多く、差益は薄くなりがち。本体のみより付属品・ソフトセット販売で利益を積み上げる戦略が有効。
- 業務用モニター・大型ディスプレイ:4K・高リフレッシュレートモデルは需要があるが、送料・梱包コストが高く、画面の傷・ドット抜きが致命的なリスクになる。
オフィス機器せどりで失敗しやすいポイント
オフィス機器全般に共通するリスクは、「保管コスト×回転の遅さ×高額送料」が重なって資金効率が悪化することである。以下のチェックポイントを仕入れ前に必ず確認したい。
- 送料・梱包費を含めた実質仕入れコストを計算しているか
- 保管場所と保管期間(最長何か月まで許容できるか)を決めているか
- 動作確認の方法と、不動作時の返品・クレーム対応フローを決めているか
- 需要のある販売チャネル(ヤフオク・ジモティー・専門業者向けBtoBなど)を複数確保しているか
- 消耗品(トナー・ランプ・バッテリー)の残量・劣化状態を数値で確認しているか
ニッチだからこそ利益が取れる商材とは
オフィス機器の中でも、専門性の高さゆえに競合が参入しにくいカテゴリは、単価・利益率ともに高水準を維持しやすい。具体的には以下のような商材が該当する。
- 医療・歯科向け業務用タブレット(法人リース落ち品)
- POS端末・バーコードリーダー(小売・飲食の閉店時に流通)
- 特定業界向けの業務用プリンター(ラベル印刷・ハンディターミナル)
- 法人リース返却の高性能プロジェクター(100万円超の機種がジャンク価格で出ることも)
これらは「知っている人だけが買える」状態になりやすく、相場を把握した上でBtoB向けに直接販売できれば、利益率は30〜50%を超えることもある。一方でリサーチコストと時間がかかるため、まずスマホ・PCで仕入れと販売の基礎を固めてから参入するのが現実的な順序だ。
まとめ:仕入れ先選びが利益の土台。業者価格で仕入れるには?
せどりで継続的に稼ぐための最大の差別化ポイントは「どこから・いくらで仕入れるか」であり、業者直販ルートを確保できるかどうかが利益率の上限を決める。
狙い目ジャンルと仕入れタイミングの再整理
本記事で解説したポイントを以下に集約する。
- 中古スマホ(iPhone/Android):新モデル発売直後(9〜11月)と年度末(2〜3月)が相場の底値になりやすい。回転が速く初心者にも取り組みやすいが、バッテリー劣化・キャリアロックの確認は必須。
- 中古MacBook・ノートPC:法人リース落ち品が市場に多く出る3〜4月と9〜10月が仕入れ好機。スペックとランクの読み方を身につければ差益を安定させやすい。
- 中古iPad:教育・現場導入の需要が高く、特定世代(M2チップ搭載以降)は仕入れ値が上がりにくい一方で販売価格が維持されやすい。
- オフィス機器・複合機:回転は遅いが客単価が高く、ニッチな需要がある。保守対応できる知識があれば参入余地は大きい。
古物商許可は「仕入れの前提条件」
中古品の転売を業として行う場合、古物商許可の取得は法律上の義務である(古物営業法第3条)。無許可で反復継続して売買を行うと古物営業法違反となり、3年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される可能性がある。せどりを本格的に事業化するなら、仕入れルートを広げる前に必ず許可を取得しておきたい。また、せどり仕入れルートと業者直販の違いについても事前に整理しておくと、ルート選定の判断が明確になる。
良い仕入れ先を見極める4つのチェックポイント
業者から仕入れる際、以下の4点を必ず確認することで、不良在庫・赤字仕入れのリスクを大幅に下げられる。
- 検品基準とランクが明文化されているか:「A品」「B品」などのグレード定義が曖昧な業者は避ける。傷・バッテリー残量・動作確認の基準が書面またはWebで公開されているかを確認する。
- 小ロット(1台〜)から対応しているか:まとめ買いを強制する業者は資金効率が悪い。テスト仕入れで品質を確かめてから数量を増やせる業者を選ぶ。
- データ消去証明書を発行しているか:法人リース落ち端末には前オーナーのデータが残存するリスクがある。証明書の発行があれば、転売時に買い手への安心材料にもなる。
- 古物商許可番号が明示されているか:許可番号の記載がない業者との取引は、自身のコンプライアンスリスクにもなる。
中古スマホ流通センターが業販に選ばれる理由
中古スマホ流通センター(shirotsumegrass.net)は、卸業者直結の仕入れルートを持つ法人専門の中古端末販売・買取業者である。古物商許可(東京都公安委員会 第304422515281号)を取得しており、取引の適法性を透明に示している。
- 業者直販価格:中間マージンを削減した卸値水準での提供が可能。
- 1台〜対応:まとめ買いを強制せず、少量からテスト仕入れできる。
- データ消去証明書の発行:法人リース落ち品を中心に、消去証明書を標準発行。転売先への説明責任にも対応できる。
- 最短即日対応:在庫確認〜見積もりのスピードが速く、相場変動が激しい時期でも機動的に動ける。
- 買取にも対応:売れ残りや余剰在庫が出た場合、買戻し相談も可能。
業者価格での仕入れ相談は、下記の業販ページから詳細を確認できる。
仕入れジャンルの選定・タイミングの見極めに加え、信頼できる仕入れ先を一つ確保することが、せどりで安定的に利益を出すための最短ルートである。スマホ・PC・iPadの業販仕入れに興味がある方は、LINEまたはお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。在庫状況・ロット価格・グレードの詳細など、個別の条件にも対応いたします。
よくある質問(FAQ)
せどりで一番儲かる時期はいつですか?
一般的に、3月の年度末決算・法人買い替えシーズンと、9〜10月の新モデル発売直後が中古デジタル機器の流通量が増えるタイミングとされています。ただし流通量が増えると競合も増えるため、必ずしも利益率が上がるとは限りません。時期と状態・仕入れ単価を総合的に見て判断することが重要です。
中古スマホせどりで失敗するパターンは何ですか?
主な失敗パターンは①状態不良(画面割れ・バッテリー劣化)を見落として低評価・返品が増えるケース、②新モデル発売後に旧モデルの相場が急落して売れ残るケース、③Amazonや楽天などのプラットフォーム手数料・送料を計算せずに仕入れて実質赤字になるケースの3つです。事前に手数料控除後の利益を試算する習慣が重要です。
古物商許可なしでせどりをしても大丈夫ですか?
継続して中古品を仕入れ・転売する場合は古物商許可が必要です。無許可で反復・継続的に中古品売買を行うと古物営業法違反となり、3年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される可能性があります。開業前に必ず居住地・営業所管轄の警察署に申請してください。
中古iPadはせどりで売れやすいですか?
中古iPadは法人・教育機関の需要が安定しており、回転が比較的速いジャンルです。特にiPad(第9世代以降)やiPad Airは状態Bランク品でも需要があります。ただし画面割れや充電ポートの不具合は大幅な価格下落要因になるため、仕入れ時の検品精度が利益を左右します。
小ロット(1〜数台)から業者価格で仕入れることはできますか?
卸直販の専門業者であれば、1台や小ロットから業者価格での仕入れに対応しているケースがあります。中古スマホ流通センターでは古物商許可(東京都公安委員会 第304422515281号)のもと、1台からの業者向け販売・仕入れ相談に対応しています。まずは業販ページからお問い合わせください。

